初めて買ってもらった「プラレール」

　私が初めて買ってもらったプラレールは、もう３５年位前の話でしょうか？。

　国鉄だった旧型客車（茶色い客車でした）を買ってもらったときに「この客車もう走っないの？」と聞いたのですが、東北では走っていると聞いたのです。残念ながらもう存在しませんが、父の故郷である東北のローカル線の普通列車に本当にこの茶色い客車が走っていました。当時非常に感激しました。

　それ以降、私のプラレールコレクションはどんどん増えていき、両親からは呆れられました。しかし、小遣いをためては車両を買い、色々なレールを組み立てては走らせて遊んでいました。当時は国鉄車両しか発売されていなかったので、今のように発売数は多くありませんでしたが、コレクションを眺めては、その余韻にひたっていました。

　やがて、中学生になり、引越しすることになったとき、そのコレクションを持って移っていきました。時間に忙殺され、その存在を忘れていったのです。

　国鉄がJRになり、昨年プラレールが発売開始５０周年を迎えたというニュースを知り、そんな昔からプラレールがあったんだ。と驚くと共に、今では父親になっているであろう私の世代や子供たちの世代も楽しんで遊んでいるプラレール。その魅力に改めてひかれ、このサイトを作りました。

　プラレールを愛する人のために少しずつこのサイトを構築できれば、と思っています。

（２０１０年７月３０日）

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